ようするに金を持っている会社から「掠め取れ」ばいいのです。

こちらの記事を読んでふと思ったので、自分のメモとしてちょっとだけ独り言。

この記事で情報として若干の追加をすると、ニコニコ動画がするべき行動がある程度予想できてしまいます。
・YahooはStage6に広告媒体としてお金を払っていた。
・YahooはGoogleに収益面で負けているからもうその余力はない。
YoutubeGoogleがあるから運営し続けることができるだけであって、単体では赤字

ニコニコ動画の場合、親会社の稼ぎがGoogleほどあるわけではないので、Youtubeモデルは不可能。
ではどうすればいいか?
「お金を持っていそうなところ」から掠め取る、に限ります。
もしくは搾取するのがうまい団体と協力体制を作るか、でしょうか。

・・・以下の文章は個人の勝手な妄想です・・・
ニコニコ動画利用者の約1000万人の「視聴率データ」
日々更新され、毎日の流行がリアルタイムでわかるデータがニコニコ動画にはあるはずです。

確か「視聴率」を販売して銭を稼いでいる会社が日本にはあったような気がしませんか?
そうそう、ニコニコ動画の「データ」として良い面は「会員制」であるがために、
個々人の趣味、傾向、経歴などが「完全に明らかにできること」なのです。

小売業が、ポイントカードを発行する理由。
クレジットカード会社がなるべくメインカードになるように努力する理由。
すべては「個別マーケティング」のための布石。

同じことをインターネットに持ち込むにはどうすればいいでしょうか?

その布石はすでに行われているとみています。
ニコニコ市場
単に売り上げで赤字縮小に貢献しているだけかと思われるでしょうが、本当の目的は・・・
「どのような動画が売り上げに貢献するか、個人レベルまでさかのぼって分析する」ことでしょう。
これを広告代理店に以下のようにささやいたらどうなるでしょう?
「こんな動画からこのような商品が売れるんです、だからこんな傾向のCMをこの市場に出せば・・・」

効率的CMを作り上げるのに必要なデーターの一部はニコニコ動画が独占しているわけですね。

まあこのデータ、より高く他業者に売りつけるには
個人のパーソナルデータをより精度を上げて収集する必要があるのですが、
そのうちやるでしょうね。きっと。

案外ニコニコ動画の会員レベルは3段階になるのかもしれません。
1.無料ユーザー
2.個人データを引き換えに無料ユーザー
3.プレミアム会員
まあ、そこまでやれば、黒字化は案外簡単になるんじゃないですかね?

P.S.
このビジネスモデルってすでにだれか特許とっているんのかな?
とっていたらニコニコ動画はその手法をとることはできないのですけどね。