ニコニコ動画がプレミアム会員サービスを「大々的に」宣伝しない理由の推定(もしくは妄想)

先日、「ニコニコ動画発」のとあるCDがオリコンアルバムデイリーチャートを記録したそうです。
で、このようなヒットの次を期待する業者、業界の方々向けのサービ スとして、
ニワンゴが以下のようなサービスを提供すれば、それなりの収益源になるかもしれないと考えてみました。

サービス名
*市場規模予測分析
ねらい
ニワンゴが所有する、有料会員の動向分析を利用することにより、どのような商品が有料会員に受けているのかの情報を有償提供する。
ニワンゴ内部では有料会員のうち「通販利用者、通販利用額」により有料会員のセグメントを詳細に分析し、どのようなカテゴリーの人々に好まれるかを事前に収集できるため、販売前の売り上げ予測の補足データとする
有料会員であることの意義
ニコニコ動画を利用するにあたって「有料でも」利用したいとかんがえ、実際に支払っていることから、有料会員は「対価に対してコストを支払う意志のある」経済グループであると予想でき、そのグループにのみアピールすることで、実際の商品の購買を期待できる。
*無料会員は何事にもコスト最優先であると考え、一般的に財布のひもが堅いグループであると予想でき、このグループに商品を売ることは一手間かかると推測される。

2:8の法則(が当てはまるかどうかは詳しい人に任せます)
市場の8割は2割の人が支えているという概念がもしあるのならば
ニコニコ動画の利用者のうち2割がニコニコ動画を収益的に支えている=有料会員(優良会員)である可能性が高いことから、
プレミアム会員を2割程度に抑えることで、仮想市場と現実市場との差異を少なくし、統計の精度向上に役立てることが可能?

ニコニコ動画のID管理がどれくらい管理、ログを取っているかが上記サービスの要なのですが、
実際のところはどうなのでしょうかね。
そういえば i-modeのヒットの裏には個人識別、行動トレースが簡単になった要素があると考えれば、
その立役者の人材をスカウトしたニワンゴが打つ次の手は、自ずと・・・