バーチャルアイドルの定義
現実世界におけるアイドルと「同等」の働きができる存在と仮定
・ステージ活動
・プロモーション活動
・ラジオ
・イベント
電通(?)主体アイドルの不遇(伊達杏子など)
ストーリ性の不在
- アイドルは企画書にない要素をどれだけ盛り込めるかがキャラクターの味付けとなる。
- 企画書どおりのアイドルを作成した場合、「工業製品」であり、「偶像製品」とはなりえない。
「偶像」を作り出せないからの未熟さ
- 偶像=憧れられる存在とは。
企画倒れアイドルの存在
あだ花となった藤崎詩織
キャラクターの成立と、アイドルへの過程の不連続さ問題
- きらめき高校という場でのみアイドルでありえた藤崎詩織
- 学園のアイドルが芸能界のアイドルとなりえる確率は?
成功するバーチャルアイドルとは?
偶像足りえること
伝説を作り出すこと
- アイドルが「生きている」=伝説、エピソードを積み重ねること
- 新曲を出すだけがアイドルではない。
時祭イヴ
アイドル伝説シリーズ
- 現実とアニメの融合の妥協点の産物
- 現実のアイドルより、「作りこまれた世界に生きるアニメ」のほうのキャラクターが長生きしている。
現在(2007年)でのバーチャルアイドル成功例
成功例の定義
- キャラクターの浸透度
- 憧れたりえること
オシャレ魔女 ラブ and ベリー
- 昔のTV番組の変わりにゲーム機自体を設定
- キャラクターとの接点を複数箇所に設計
アイドルマスター(THE IDOLM@STER)
スター誕生 | ゲーム本体、育成 |
アイドル伝説 | キャラクター設定の追加 |
関連ムックの存在 | |
ニコニコ動画での設定追加、事後認証 | |
黒春香、閣下 ドリル雪穂 とかちつくちて ローソン | |
詳しくは アンサイクロペディアを参照http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC | |
ベストテン番組 | 週間アイドルマスターランキング |
広報活動 | ラジオ番組 |
イベント | 中の人によるコンサート活動 |
ニコニコ動画での一連のMAD作品 | |
新曲リリース | 現在なお活動中であることの証明 |
80年代のスター誕生
90年代のおにゃんこ世代によるアイドルのあり方の身近さ
00年代のASAYANにおける新人アイドル育成過程
そのすべてを取り込んでいるのがアイドルマスター
ニコニコ動画の存在により、拡大再生産の糸口が見つかりひとつの完成系となる。
これからのアイドルのあり方
短期的にはアイドルマスターの発展系の存在が予想
- 他ゲームメーカーの参戦
- 非アイドル系事務所の参加
- キャラクターのオーディションによる追加
コストダウンを図った企画は以下の方法で参加するが遠からず失敗と予想
-
- 既存キャラクターの3Dモデルによる参戦
- 新人アイドル(現実世界)との抱き合わせ
中期的にはエロゲー開発スタッフレベル(少人数)によるアイドルプロデュース合戦の始まり
- (一人のアイドルを発掘するより、一人のバーチャルキャラクターアイドルを作り上げる方がコスト減となる)双葉理保 はそれにかなり近い。
- バーチャルアイドルキャラクターの標準規格化作業を経て、バーチャルベストテン番組の成立
- 各番組への進出(CDTVの3Dキャラクターっぽい?)
- バーチャルアイドルキャラクター同士による月9ドラマの再現(ゲーム機での再現?ニコニコ動画での放送?)
- 年末はバーチャル紅白歌合戦の開催
結論。自分たちが応援したいアイドルを作り上げた企画者が勝利し、
アイドルで一発当てようと企画した会社が貧乏くじを引く。