映像としては好みだったけど、ストーリーというか、主人公にほとんど共感できなかったため、やっぱりB級映画という印象。
CGもあくまでハリウッド系でごてごてしている系統のままであり、
ビーストウォーズメタルスみたいな調和はなし。
ともかく、映像はけっこうきにいっているんだけど、
良さよりなにか鼻につくというか気になって仕方が無くって、集中できなかったのは残念。
脚本家は多分はトランスフォーマー自体は知っていて、若干の情報はもっていたんだけど、
見事「なにが良かったのか」を勘違いしてそのままストーリーを起こしたのが原因かと予想。
例）
家での主人公が親に対してトランスフォーマーたちをひた隠しにするためのギャクのテンポが悪い。
主人公の夢が車を持つことなのか、彼女をつくりたいのかが、バランスがおかしい。
主人公が夢のために祖父の形見も売り飛ばすという思考をもっているのに、友情を大事にするとは思えない。
これが日本のアニメ版だと
主人公が子供（10歳程度）となって、ロボット（異星人）とも友情をはぐくむ
という根幹があって、敵と相対することになるとか、きれいにまとまるのにねえ・・・
正直主人公より、サブキャラクターのハッカーとかのキャラクター描写のほうが「自然」ですね。
ダイハード４のハッカーとかのほうが好きだなあ。
つーことで、
人にはお勧めしません。
100円か300円のレンタルで見る程度でいいんじゃないかなあ。
WOWOWで放送されたら録画はするだろうけど。
追伸
せっかく「吹き替え版」見に行ったのにギャクが足りない・・・
あの監督によるRIMIX（メタルスの最終回とRIMIX「バナナは？」のこと）だったら、2000円払ってでもみるんだけどなー
