魔法少女ものって?

アニメ本編に後に出るドラマCD

たまたまマジカルなのはサウンドステージ01.02を聞くことができたのですが、
両方聞いて、涙がでてきそうになりまして・・・
サウンドステージ01は、よくある内容。
バラエティドラマ、宣伝文句にある、歌あり、ドラマ有のよくあるサービスCDでした。
ですが、サウンドステージ02の内容は・・・
フェイトが主役で単なるバラエティドラマにはならないとは予想できましたが、
ここまできちっとフェイトのバックグランドを描写するとは、予想できませんでした。
このドラマの中には「なのは」の敵役である「フェイト」が今のフェイトになるまでの道のりがしっかりと存在していました。
このCDを聞けば、間違いなくフェイトのファンになる人が増えるはずです。
ただの冷たい少女ではなく、素直になれない、愛情に餓えた少女がそこにはいますから。

魔法少女に欠かせないもの

なのは自身が普通にいい子であるならば、その対比として敵役を深く掘り下げることが、
ストーリーを確かなものにするために必要なことだと思われます。
その欠かせないものをTV放映「後」ドラマCDでしか表現できなかったことが残念でなりません。
もし、この内容をTV本編でやっていれば、きっと本当の魔法少女ものになれたはずなのに、それができなかった、今のアニメ事情が何よりも悔しいのです。

どれぐらい、このフェイト編が本編に必要であるかをたとえるならば、機動戦艦ナデシコにおいて「ルリルリ三部作」が無い状態でしょうか。

もし聞く機会があるならば、ぜひともこのサウンドステージ02を聞いてください。
TVアニメで物足りなかったものが確実にそこには存在しますので。

この後の魔法少女もの。

未来があるのかどうかがすごく不安です。
願わくば、頭の切れるプロデューサーなどがスポンサーをだましまくって、中身のあるものになることを。
そう、たとえば舞HiMEのように。