星に願いを Fantastic Catを見た感想。

・・・お断り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以下の感想は、筆者の個人的印象からの感想となりますので、
本当かどうかは実際に作品を見て、各個人で確認をお願いいたします。
公式WebサイトはこちらMarvelous Advice & Solutions - Barnum Laboratory
作品が視聴できるURLはこちら動画ならGYAO!ストア


また、筆者の個人的素養として
1 TVアニメ週40本ほど視聴
2 DoGA CGAコンテスト発表会には大体参加(もちろん見る側)
3 ニコニコ動画のプレミアムユーザーで多分1日1時間近くいろいろザッピング
4 MikuMikuDance タグの新着チェックはほぼ日課
5 とあるWebラジオをできるだけ聴いていますhttp://www.geneon-ent.co.jp/rondorobe/jiji/
という条件のもとの感想となることをご了承願います。
・・・お断り ここまで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



作品を1回通して見た感想を一言で表すとすれば、
「惜しい」
というとこでしょうか。
・音楽はむしろ好みです、しかもBD版ならもっといい予感
・声優は文句なし。(個人的趣向が多分にありますが)
・キャラモデリングは M@YAさんですから むしろ好み
・背景CGは商業レベルかな?
と、要素分析すれば、加点要素のほうが多い気がするのですが、
実際に映像になると、「アレ?こんなはずでは?」になっているように感じられてならないのです。


その原因はなにかと考えるに、
あくまでも私個人だけの判断になりますが、「3DCGを生かせるカメラマンがいないこと」が問題ではないかと。
セルアニメでいうところの「絵コンテレベルでの情報量=現場スタッフに対する指示量」が足りないような。

せっかくの3DCGなのに、カメラアングルが平凡。
また。人物の動作があるのに重心移動を考慮していない映像。
仮想空間での自由な戦闘シーンなのに、カメラ位置のバリエーションの少なさ。
このあたりの不足さが自分には「物足りなさ」として印象づけられてしまったのではないかと。

これが10年前なら十分に合格レベルなのでしょうが
ニコニコ動画ではすでに個人レベルで、そのあたりまでも配慮した映像がちらほらと公開されているのです。
インディーズだから、といって無視できる要素では無くなりました。

是非次回作では「3DCGのアニメならではの絵コンテが切れる人材」の起用をお願いいたします。
(お願いをする以上、BD-Rは予約しておりますので)
DoGA CGAコンテストのビデオを買って、製作者を支援することと一緒と考えています)



以下独り言
そうなると、新海誠監督は3Dがわかっている監督だから、画面に説得力があるのかなあ、と妄想。
おそらく。セルアニメでの絵コンテと3GCGの絵コンテは別次元だから、既存の絵コンテが切れる人では役不足かなあ。
かといって3Dのモデリングできる人が良い絵コンテが作れるかというと・・・
そいうわけで、実写じゃ無理な絵コンテ、画面アングルを要求してくるカメラマンを起用できればいいのではないかなーと。
一応 演出家がキャラクターの細かな動き、画面配置による描写を担当するなら、カメラマンはそれをレンズで表現するものと考えて、あえて、今回の作品に足りないのは演出家ではなく「カメラマン」としてみました。