東京マグニチュード8.0における違和感。

番組冒頭に一応おことわりとして、「事実と違う場合があります」とあるのですが、
実際に15年前に阪神大震災を目の前にした人にとってみたら、
「事実と違う」どころじゃないという印象しか残らないのではないでしょうか?
少なくとも自分は、大事な部分が「嘘」で構成されているという不満しか浮かびませんでした。
(全部が嘘ということではありません、細かい描写ほど事実に基づいているんですけど・・・)

大体、埋立地の上の人口建造物であるお台場周辺があの地震で「普通に存在」できるはずないでしょうに。
今ですら、すでに地盤がたがた、路面デコボコになっているのにねえ・・・
http://mainichi.jp/sp/daijoubu/kanren/archive/news/2009/06/20090603ddm013100164000c.html

以下、妄想。
このアニメの企画意図は「東京で大地震が起きても、案外生き残れますよ」
という洗脳、誘導思想のために存在しているような。
案外、政府筋から資金なり強力な指導があるのかもしれませんね。
不景気の中、災害対策に国、地方自治体はお金をだせないから、
住民不安を払拭させるために、「虚偽報道」を「アニメというフィクション媒体」をつかっておこなっていると。

このアニメを見て、「地震なんて怖くない」と間違った感想を持つ人が増えないことを願います。