これから楽天が手がけるであろうサービス、商品はすべて「信用するな」という素晴らしい広告となったkobo Touch。

「大きなミスを犯してしまった」――楽天koboに何が起きたのか (1/3) - ITmedia NEWS
自分も予約寸前までいったのですが、諸々の事情で入手せずにいたところ、
上記記事で一安心したところです。

ハードもソフトも楽天自身が責任をもたなければならない、この電子書籍サービスは
この1件をもって「落伍したモノ」と認識されるかもしれません。
しかし、今回の件で得したのは間違いなくAmazonでしょうか。
これから発売されるであろう日本用Kindleについて「注意すべき要素」について
ライバル企業が身を持って示してくれたのですから。
もし私が幹部なら、Kindleの最終チェック要素について、今からでも修正を試みるでしょう。

ではどうすれば楽天kobo Touchは成功できたのでしょうか?
(海外ではkobo Touchは成功しているのですから、あくまでも問題となるのは楽天のみです)
答えは単純。
「無料ベーターサービス」を開始するだけだったのです。
限定1000台を楽天会員の「優良ユーザー」にのみ無料配布。
その間に欠点を洗いだした後、堂々と一般販売すればよかっただけのこと。
改善されたKoboTouchを宣伝する「優良ユーザー」
「ベータ版と呼ばれることのないハード」
「サービス提供ノウハウの蓄積」
この3つが、高々数100万円で実現できるのに、でです、(KoboTouchの原価からするとまあこんなもんかなと)

まあそういう提案ができない、もしくは通らなかった会社が今の楽天ですから、
使えるうちに楽天ポイントを使い切るのが消費者の対応策ではないでしょうか。