そりゃ、元ネタが日本発だから当然?

先行上映していたのでうっかり見に行ってしまった、『All You Need Is Kill』(オール ユー ニード イズ キル)
6月でTVアニメ版最終回が放映されたメカクシティアクターズ
媒体も表現も違う二つのコンテンツ。
キーワードは「ループ世界からの脱出」

私はゲーム系には詳しくないので、いつからが始まりなのかは自信がないですが、
日本のコンテンツネタとしてのループものはある、意味定番コンテンツではなかったかなと。
古典でありながら、取り扱いをちょっとでも間違えば評判が一気に落ちるという一種の「劇薬」。
ちなみにAll You Need Is Killを見ながら思ったことは、
涼宮ハルヒの憂鬱エンドレスエイト」って90分で十分だったんじゃないの?ということ。
演出、見せ方、カットの仕方で、8回(=22×8=約200分)もかけずに視聴者に同様の印象をあたえれたんじゃないかなと。

All You Need Is Killでは、見るものが飽きる前に新展開を用意して、ループものの脱出への期待感を演出することに成功し、
メカクシティアクターズでは複数のメディア展開でループもの演出。
(参考情報:十代に絶大な人気を誇る「カゲロウプロジェクト」とは何か。超ていねいに解説 - Ameba News [アメーバニュース]

複数メディア展開(はっきりいれば使いまわし)と相性が良いであろうループもの。
これからもっと増えるのか、それともネタを使いこなせる製作陣がいないため失速するのか。
来年もはやるかどうかは?

ちなみにループものが流行る世相は、閉塞感に満ち溢れているのではないか、という妄想があるのですが、
それについては、真面目に考察するとマズイ予感がするので、他の誰かに任せることにします。