初音ミクの版権管理問題の本当のところ

http://necolog.moe-nifty.com/neco/2008/02/post_5208.html
いろいろな意見があるのですが、まとまって書いているという意味で、参考のいみで。

で、気になったのは本当にクリプトンの対応がまずいのか?

今回の提示条件を認めたにしてもそれをあらかじめガイドラインとして明示してあれば大きな問題にならなかったかもしれません。
 確かに公序良俗に関してのガイドラインとしてTVで放映出来るレベルということがピアプロに上がっていますが、このTVというのはテレビ東京のアニメ枠と言うくらいの限定を付けないと今回の件は正確には認知されないでしょう。

 版権を持つメーカとしてはキャラクターのブランドイメージを守るというスタンスは当然ですが、ここ最近の初音ミクを取り巻く対応は非常に神経質で過剰防衛とも思えます。
 かつてインターネットが普及する以前に第一次のDTMのブームがありましたが、JASRACによる著作権の規制によりDTM系のサイトはことごとく閉鎖され急激にブームが去ったと言うことがありました。
 まさにその再来がおきようとしている様にも思えます。
 これはCGMを推進する立場を標榜しているクリプトンが本当に意図することなのかと疑問がわいてきます。

別のサイトで、判明したことなのですが、(参考サイトは http://kannown.at.webry.info/200801/article_2.html )
初音ミク関連の申請先はフロンティアワークス
これはあれですね、漫画のときには、原作者にお伺いすれば申請はすぐ済んだのだけど、
アニメ化したら「製作委員会」に版権お伺いしなきゃいけない、面倒な状況と推測されます。
・・・そりゃ、たらい回しになったり、よけいな手数料、審査が厳しくもなってもおかしくはないですね・・・

まあ、初音ミクに対する、過熱状況が一段落した後ならば、本当に作りたい人だけが申請することになって、
1年後くらいには、対して問題にならないことを願っています。

追伸:
別に版権申請が通らないからといって、「ガレージキットを作りたい。」という気持ちは変わらないかと。
ニコニコ動画みてたら SDドール作っている人はいるし、3Dポリゴンキャラなんかいったいどれだけの種類が存在するのやら。
ただ「商売」するなら「障害」はつきもの、ということではないかと。