OCNの1日送信転送量30GBの正当性を考察してみる。(私見入りまくりで)

まずはニュースリリースを参照願います。ニュース 平成20年6月25日:個人向けOCNサービスにおける大量データ送信制限の実施について | NTTコミュニケーションズ 企業情報

*3:1日あたり30GBの目安
DVDに格納されるデータ量(1枚約4.7GB)を1日に約7枚データ送信した際の容量となります。また高画質デジタル画像(1枚あたり約6Mと計算= 1,200万画素を超えるデジタルカメラで、記録方式を最高画質(JPEG)とした時の容量の目安)をメールに添付して、5,120通以上を送信することに相当します。

このように表現すると、かなりの大容量に思えますが、
DVD1枚というのは、映像オタクにとって1時間分でしかありません。
つまり1日7時間程度のエアチェックした内容物を、他の場所に転送するだけで引っかかってしまいます。
これからの主流であるデジタルハイビジョン放送なら「たった2〜3時間」の容量でしかありません。

具体例を挙げましょう。
たとえば、東京に住んでいるけど、大阪に長期出張中。
東京の番組を大阪でも高画質で見たいから、デジタルデータのまま毎日大阪に転送しようとする場合、
簡単にOCNの規制に引っかかってしまいます。
(自分で録画した機材の映像データ転送が合法なのは「まねきTV裁判」で証明済みです。)
つまり、「個人でも1日30GBの合法的データ転送を行うことは十分ありえる」ということになります。

これからインターネット回線でハイビジョン放送を実行しようとする中、
1日たった30GBというのは、少なすぎませんでしょうか?

個人ではあり得ないほどの多量のデータ送信は止めたいというのは、見解として十分理解できますので、
地上デジタル放送を24時間転送した場合の容量=200GB/1日
を総量規制の上限とするべきではないかと、考えます。

追伸
データの作成方法ですが、
東芝のDVDレコーダーのLAN転送を利用したり、
地上デジタル放送を録画できるパソコン+ダビング10により、
簡単に実現できます。(ダビング10はこれからの仕様次第ですが・・・)
念のため。