劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』

以下アイドルアニメ好きなオタクの独り言となります。
一応アイドルマスターアニメ版は全話エアチェック済み、モバマス絶賛プレイ中。なていどのファンでもあります。

・ストーリーは十分期待以上。
アニメシリーズで春香達は信頼関係を構築しているので、変にその中を壊すことなく問題提起するには、新キャラクターを登場させざるを得るのは当然ですし、たまたまキャラクターデザインがなされていた新キャラを登場させるのは、絵的に違和感がないですし。
・音楽もよし
新曲あり、アレンジあり、劇場の再生環境も問題なし。
・ただ、最後のステージが・・・
画竜点睛を欠くというのはまさにこのことかな、と。
TV版はすべて手書きアニメーション、でも劇場版は一部3DCGが使用されたため「違和感MAX」状態のライブシーン。
手書きだけなら違和感とならないクライマックスのライブが
30fpsのポリゴンモデルと8〜12fpsの手書きキャラクターが混在することで、ああ、もう・・・限界。
上記事項は誰もが自明な課題であるはずなのに、対策されず、なおかつカメラアングルは3D前提。
できるフィルムは・・・

ゲーム版(X−BOX,PS3)のアイドルマスターは3DCGを生かしたライブだったのに・・・。

多分、私が見たかったアイドルマスター劇場版の締めは、ライブの幕が上がったと同時にEDテロップ。
ライブシーンは手書きアニメの「静止画スライドショー」でしょう。
そして最後に「この続きはSSAで!」の字幕で終了。

物足りなくもあり、でもSSAでは本物がみれるのだから、という期待で終われたはずでした。

多分TVで放送されて、20インチくらいのモニターで見ていれば、そんなに違和感がなかっただろうに、
劇場の大スクリーンであのライブは・・・私は受け入れられません。

追伸
アニメスタッフのアイドルマスターの各キャラクターに対する愛情は本物でしたし、それは映像で十二分に受け止めることができました。
あくまでも「クライマックスのライブ映像のフィルム」だけが私には受け入れがたいものだっただけですので。
せめて1年前なら、まだ、受け入れることができたのかもしれませんが、ラブライブのライブシーンの3D処理のうまさを味わったあとだと、もう・・・限界。

結論
アイドルマスターのライブはゲームが一番。